ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島は、2018年12月にスクウェア・エニックスより日本で発売されたゲームソフトです。
ドラクエのRPG要素と、マインクラフト系のクラフト要素が上手く組み合わさったゲームで、物作りが好きな人にはたまらないゲームです!
今回はドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島の魅力についてご紹介していきます!
前作からの新要素
前作からのさまざまな要素が追加され、より快適にものづくりを楽しめるようになりました。
ここでは新しく追加された要素をご紹介していきます!
まずはふくろ。ふくろは300種類以上のアイテムを収納しておくことができるアイテムです。ストーリーの序盤から入手可能で、アイテムがいっぱいで持てない、ということがほぼ起こらなくなりました。
そして、ブロックを最大100段まで積めるようになりました。高い建物や凝った建物も思いのままに建築することができます。
さらに、風のマントは使って空を飛んだり、ダッシュ移動が使えたりと、フィールド移動も楽になりました。
そしてビルダーズ2では、ブロックを斜めに削れるようになりました。屋根などに使えば、物作りの幅が広がりそうです!
それから、見た目装備の変更が出来るようになりました。実際の装備と見た目装備を別のものにすることも可能で、好きなファッションを楽しめます。
また、作業台でアイテムをまとめて作る際に、個数選択できるようになりました。今作では、ビルダー道具という新要素が登場するので、かなり手間がかからなくなりました。
そして、ファン待望のマルチプレイの実装が決定しました。最大4人でマルチプレイができるようになっています。
前作でも十分面白かったのですが、微妙に気になる点が改善されていたり、これがあったらいいのになというものが用意されたりと、かなりストレスフリーで楽しめる作品に仕上がっています。新要素盛りだくさんで、ハマること間違いなしです!
胸が熱くなるストーリー
前作のドラクエビルダーズ1の舞台は、ドラゴンクエスト1のその後の世界でしたが、今作、ドラクエビルダーズ2の舞台は、ドラゴンクエスト2のその後の世界になっています。
本作には、ドラクエ2のラスボスである「大神官ハーゴン」、「破壊神シドー」が登場します。2人は勇者に倒され、世界には平和が訪れたはずでした。しかし、ハーゴンの遺志を継ぐ「ハーゴン教団」が再び結成、各地の町や城を破壊し、世界は荒廃してしまいます。
モノ作りの力を持つ唯一の存在、ビルダーである主人公は、各地で物作りをしながら、ハーゴンに立ち向かっていきます。
序盤で仲間になる相棒が、シドーという名前なのが、今作のストーリーの大きなポイント。破壊と想像という対局の位置にいる、シドーとビルダーの運命はいかに。
クラフトメインかと思いきや、ストーリーがとてもよく出来ていて、思わずあっ!っと声を出したくなるシーンが多くありました。何気ないシーンが後半のとなっており、終盤の伏線回収には驚くこと間違いなしです。
俗っぽい言い方にはなりますが、とにかく「エモい」ストーリーでした。シナリオの作り方が上手いというか、プレイしていて気持ちのいいゲームでしたね。
プレイ後にはあなたもきっと、登場人物全員のことを大好きになっていることでしょう。友情に胸が熱くなるストーリーは、RPGが好きな方にも刺さると思います。
充実したオンラインプレイ
マルチプレイは、ストーリーを進めていくと解放されます。ゲームを買ってすぐに遊べるわけではないので注意が必要です。2つ目の島であるモンゾーラ島をクリアした後にからっぽ島に戻ってくるとイベントが発生します。
フレンドの島に行って各々自由に建築したり、自分の島に来てもらって収集と建築を分担して手伝ってもらったりと、みんなでビルドを楽しめます。
一緒にマルチプレイ出来るのは「フレンド」になっている人と「フレンドのフレンド」までが対象。見知らぬ誰かとは遊べないので注意が必要です!
クルマを入手していると、複数人で乗ることが出来るので、素材集めや島紹介に活用しましょう。
また、マルチプレイにはオンラインの加入が必須なので、遠くの友達と遊びたい場合は、任天堂オンラインなどの有料サービスに加入しておきましょう。ちなみにSwitch版は、PS4版と違いオンライン接続以外に、機器同士をつなぐローカル接続でも遊ぶことが出来ます。
マルチプレイは可能ですが、1台のハードで複数人が遊べる画面分割には対応していないので、こちらも注意が必要です。2〜4人で遊ぶ際には、同数のハードと『ビルダーズ2』が必要となります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
基本的には指示に沿って建築を行なっていく形にはなりますが、クラフト面もとにかく楽しいゲームです。移動は快適になり、物作りはは手軽になり、楽しめるようになりました。さらに、拠点となるからっぽ島では自由なクラフトが可能です。
破壊と創造という反対の2人による胸熱ストーリーも用意されているので、気になった方はぜひ遊んでみてくださいね!