あおくまのゲーム日記

ゲーム紹介とプレイ日記

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS」は、2019年9月に発売された任天堂スイッチ用のゲームソフトです。

 

こちらは、既に発売されていた「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 」にキャラクターボイスや追加エピソード等の新要素が追加されたものになります。

 

歴代シリーズに比べても仲間間の距離が近く、世界観にどっぷり浸って楽しむことが出来ました。キャラクター同士の関係性が好きな方にはおすすめの作品です。

 

今回はドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSの魅力をご紹介していきます!

 

キャラクターボイスの追加

 

本作は、オリジナルであるドラクエ11に、様々な追加要素を加えて、S版として発売された作品です。

 

新ストーリーや、オーケストラ音源、新たな乗り物モンスター、バトルスピード選択、フォトモード、そしてユニークな縛りプレイなどが追加されましたが、最も話題になったのは、キャラクターボイスの追加でした。

 

ドラクエ=声のないRPGというイメージが強かったので驚きましたが、ボイスが付いたおかげで、より感情移入してゲームを楽しむことが出来ました。

 

賛否両論あるかとは思いますが、ぜひ1度ボイスをオンにしてプレイして欲しいと思います。

 

筆者は元々遊んでいたので、S版は2週目という形になりましたが、声がつくことによって、キャラクターが生き生きし、実在しているような感覚になりました。

 

何度プレイしても、仲間愛や家族愛に胸を打たれます。感動シーンが多く、不意打ちで泣かされることもしばしば。

 

冒険をするうちにキャラクターたちのことがどんどん好きになっていくので、辛い場面も多かったのですが、それでも前を向くみんなの姿に胸を打たれ、元気をもらいました。

 

まるで自分もパーティの一員になって、みんなと一緒に泣いたり笑ったりしているような、そんな感覚を味わえるゲームです。

 

パーティメンバーの多様性

 

今作は、8人の仲間から4人、戦闘パーティを選んで戦うという仕様になっており、多彩な戦闘を楽しむことが出来ます。

 

全員大好きなので誰を選ぶか毎回迷うのですが、この迷う過程も楽しかったりします。攻撃、回復、援助などキャラクターによって得意な分野が違うので、固定キャラにせず、敵や場面によって使い分けるのがおすすめです。

 

戦闘面で強いキャラと弱いキャラはいるものの、いわゆる「使えない」キャラクターがいないというのも、このゲームの魅力のひとつですね。

 

満遍なくレベルを上げて、策略を練れば全員が強い、というゲームバランスになっているので、いろんな戦闘パターンを楽しめますよ!

 

スキルパネルによる成長

 

本作は、レベルの概念の他に、スキルパネルという成長方法を採用しています。レベルアップするとスキルポイントを獲得でき、自分で好きなようにパネルを開放することが出来ます。

 

そしてそれに対応した特技・呪文を覚えたり、能力が上がるという仕組みになっています。

 

どこを開放してどう使っていこうか考えるのも楽しいですし、キャラクターが自分好みに成長していく、という面でも、すごくいいシステムだと思いました。

 

そういう成長の過程も含めて、キャラクターのことをより好きになっていきました。

 

また、ストーリー中盤以降には、これまでに取得したスキルをリセットし、スキルポイントに払い戻すことが出来る「スキルリセット」が追加されるので、間違っても安心です。

 

必要なスキルを取り直したり、寄り道をやりなおすことで強いスキルを真っ直ぐ取得したりすることが出来るので、気になったものはどんどん試してみましょう!

 

飽きない工夫

 

プレイしていて思ったのは、本当に飽きないゲームだな〜ということでした。

 

町が沢山あって、イベントムービーもてんこもり、キャラクターたちも生き生きしていて、戦闘も楽しいので、プレイヤーのもっと冒険したい!という気持ちを掻き立てます。

 

さらには「追われる勇者」という設定により、先の展開が予想できないのも面白かったです。

 

1つ町のイベントが短すぎたり長すぎたりせず、ちょうどいいバランスに作られており、プレイヤーを飽きさせないという面で、計算されたゲームだと感じました。どんなプレイスタイルでも楽しめると思います。

 

また、ゲームスタート時にこれまでのあらすじを表示してくれるのもありがいポイント。ストーリーの現在地、次の目標が毎回おさらいされるので、プレイ期間が開いても、ストレスなくプレイすることが出来ました。

 

追われる勇者、という斬新なテーマ、王道のストーリー、後半の怒涛の展開、ギャグとシリアスの絶妙なバランス、キャラクターの個性など、いろんな要素が一本にぎゅっと詰め込まれいて、プレイ後、素直に面白かった!と言えるゲームでした。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。


今回はドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて Sの魅力をご紹介してきました。

 

クリア後ストーリーやクエストもたっぷり用意されており、100時間くらいは飽きずにプレイできました。

 

体験版も配信されているので、RPGをじっくりプレイしたい方や、泣けるストーリーを味わいたいという方は、ぜひ遊んでみてくださいね!