ファイナルファンタジーセブン リメイクは2020年4月にスクウェア・エニックスから発売されたゲームソフトです。
FFシリーズの中でも人気の高いFF7のリメイク作品ということで、かなりの話題作となりました。
今回はファイナルファンタジーセブン リメイクの魅力をご紹介していきます!
圧倒的なグラフィック
なんといってもすごいのは、グラフィックの完成度です。建物などの背景はしっかりと作り込まれ、人物の質感もとてもリアルに作られています。
原作の雰囲気はきちんと残しながら、二次元感と実写感が上手く合わさったキャラクターデザインとなっており、違和感なく世界観に入り込むことができました。
ムービーが発表された当時、キャラクターたちの顔面偏差値の高さに驚いたことは記憶に新しいです。クラウド、あまりにも美形すぎる。
表情の一つ一つや動作まで細かく作られており、モーションにもしっかりと個性が現れているので、操作していてとても楽しかったです。
FF7はやはりパイプや機会などの工業的な要素が強いイメージがあったので、街並みや真光炉などがきちんと再現されていてテンションが上がりました。
フルリメイクという形ではありますが、F F9のファンタジー要素や、FF10はアジア的な要素のように、その作品らしさが残っていることが嬉しかったです。
もちろん原作のポリゴンも大好きなのですが、クラウドもティファもエアリスもバレットも、まるで実在してるかのような質感なので、ムービーなどもじっくりと魅入ってしまいました。
フルリメイク作品
遊んでみて思ったことは、今作がリメイクでもリマスター作品でもなく、フルリメイク作品ということ。
本作は、ゲームボリュームの関係から複数作に分けて展開していく予定となっており、リメイク1作目は原作の序盤であるミッドガル脱出までの内容にオリジナル要素を加えたものとなっています。
また、本編のグラフィックを現世代機種レベルにアップグレードリマスターとは異なり、ゲームデザインレベルから再構築されていて、シナリオも大きく変わっています。
最後までプレイして、これはFF7のシナリオを借りた、これまでとは違う、新しいゲームだ、というような印象を受けました。
個人的には面白かったのですが、決してグラフィックを美しくしただけというわけでないので、原作が好きな方、オリジナル版のシナリオに対して思い入れがあるかたは、あまりプレイはお勧めできないかもしれません。
リメイク版と名がついているので、期待してがっかり、という方も多かったようですが、FF7の派生作品、パラレルワールドとして捉えると楽しめますよ。美しいグラフィックのアクションゲームとしての完成度はかなり高いので、こんなのFF7じゃない!で終わらせてしまうにはあまりにも勿体無いですよ!
アクションゲームとしての完成度
戦闘はとにかく派手です。大剣を振り回して火花と敵を散らす、爽快なアクションが楽しめます。
戦闘の難易度は次の3つの中から選べるのも嬉しいポイントです。ストーリー重視でさくさく勧められるイージー、しっかりとした手応えを味わえるノーマル、そして、従来のFF7のようにコマンド選択に専念できるクラシックも選択可能です。
アクションが楽しいのでぜひ体験を振り回してほしいもころですが、コマンドでも遊べるため、アクションゲームが苦手な方も気軽に楽しめますよ!
戦闘で個人的に良く出来ていると思ったのが『ヒート』と『バースト』です。これらのシステムが、戦闘に良いアクセントを与えてくれます。
戦闘の基本的な流れは、
・通常攻撃を繰り返したり、敵の攻撃をガード・回避してATBゲージを貯める。
・ATBゲージを消費して特技や魔法で相手の弱点を突くと『ヒート』状態になり、『バースト』ゲージが貯まりやすい状態になる。
・敵のバーストゲージが一杯になるまで1と2を繰り返す。
・バースト状態になると無防備になりダメージ量が大幅に増えるので一気に攻める。
というものです。
ヒートとバーストを使い分けることで、様々な戦闘を味わうことができますよ!
とにかく楽しいマテリアシステム
そしてFF7の楽しみといえば、マテリアシステム。これが本当に楽しいんですよね。
マテリアシステムは取り外し可能な成長要素で、キャラクターではなくマテリアを成長させて特技や魔法を覚えていきます。
成長させたマテリアは取り外して他のキャラクターに装着することが出来るので、どういった特技や魔法を覚えるかを自由にカスタマイズ出来ます。かなり奥が深く、自分好みにキャラクターを育てられるのも楽しいポイントです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はFF7リメイクの魅力をご紹介してきました。美しいグラフィックと、アクションゲームとしての完成度が魅力の本作。リメイクではなく新生FF7 として楽しむといいかとしれません。初見の人は文句なしに楽しめる作品に仕上がってますよ!