スーパーマリオ オデッセイは、2017年10月27日に任天堂から発売されたNintendo Switch用のアクションゲームです。ピーチ姫とクッパの結婚を止めるべく、マリオが箱庭ステージを動き回り、スターを集めながら世界中を旅していきます。
RPGが好きなのでストーリー要素の少ないマリオシリーズは飽きてしまうことが多かったのですが、オデッセイはかなり長い時間、飽きずにプレイすることが出来ました。マリオシリーズに触れてこなかったと言う方にもおすすめのゲームです。
今回は、スーパーマリオオデッセイが気になっているという方に向けて、オデッセイの魅力をご紹介していきます。
飽きない理由
従来の横スクロール方ではなく、箱庭の中を敵を倒しながら進んでいくので、マリオシリーズの中でもかなり自由度の高いゲームだなと思いました。キャラクターたちと会話をするマップと、敵と戦うマップが分かれていないので、話が進むテンポも良かったです。探索と戦闘のバランスもちょうどよく、さくさくとプレイすることが出来ました。
レビューを見ていると画面酔いの指摘がありしたが、私はそこまで感じませんでした。スーパーマリオギャラクシーのように球体をぐるぐる回るステージではなく、基本は平面のステージなので、酔いやすい方でもプレイできるかと思います。
オデッセイは、ストーリーや操作感、難易度ややり込み要素など、プレイヤーが飽きないための工夫が沢山散りばめられているので、アクションゲームにあまりハマらない私も、飽きずにプレイすることが出来ました。
マリオシリーズはやはり、自分の思うように動いてくれない!というストレスがないので、最後まで気持ち良くプレイすることが出来ますね。これまでにも歴代のマリオシリーズは沢山遊んできましたが、ダントツで楽しかったです。気になった方はぜひ、マリオと一緒に世界中を旅してみてください。
やり込み要素
オデッセイは、敵を倒したり仕掛けを解いたりすると入手出来るパワームーンを集めることで、次のステージへと進むことが出来るようになっています。
ですが、ストーリーを進めるために必要なパワームーン数はかなり少なめに設定されているため、残りはやり込み要素になります。全ステージのパワームーンの総数は、なんと全部で880個!たっぷり遊ぶことが出来ます。
このパワームーン探し、というのが思ったより面白く、ついついステージの隅々まで探したくなります。見えにくいところにあったり、ここ!?という場所に置いてあったりするので、見つけた時の快感がすごいです。砂の国でずっと探していた残り1個を見つけた時は、砂漠でオアシスを見つけたかのような声が出ました。
そして、仕掛けを解いたり、NPCと会話をしたりしながら、箱庭内に散らばったスターを集める作業は、RPGに似たものがあり、アクションゲームが苦手な私も楽しむことが出来ました。
パワームーンをコンプリートするとオデッセイ号の帆が金色に変化し、結婚式場から強化版クッパと戦えるようになりますので、気になった方はぜひやり込んでみてくださいね。
帽子アクション
オデッセイならではの新アクション、「帽子アクション」。これもかなり面白かったです。マリオは物語の序盤で、帽子のキャッピーと旅をすることになるのですが、このキャッピーが大活躍してくれます。
投げると遠くに居る敵キャラクターを倒してくれたり、くるくると回って遠くのアイテムを取ってくれたり、時には足場がわりにもなってくれます。まさに旅のお供ですね。
そしてなんとキャッピー、敵をキャプチャーする機能も搭載しています。「星のカービィ」の吸い込み的なギミックで、マリオが敵の体や能力を使えるようになります。キャプチャーできるキャラクターはなんと50種類以上。様々なアクションを楽しめます。
オデッセイでは2人プレイが可能で、ジョイコンをおすそ分けすると、マリオ本人と、帽子のキャッピーをそれぞれ操作することが出来ます。
1人プレイだとキャッピーは決まった動きしかしてくれませんが、2人プレイの場合はかなり自由に動かすことが出来るので、敵が多いステージなどではかなり心強かったです。
チャッピーの操作はすごく簡単で、適当にやっても敵を倒すことが出来ます。小さなお子さんも楽しんでプレイすることが出来るので、家族でプレイするのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスーパーマリオオデッセイの魅力を語ってみました。
このほかにも、3Dマップ内で2Dマリオを楽しめるようになっていたり、クリア後にスーパーマリオ64をオマージュしたピーチ城に行けるようになったり、マリオファンにも嬉しい要素がありました。性別や年齢に関係なく、楽しめると思います。
個人的にはスーパーマリオ3Dワールドはかなり難易度が低めに設定されているイメージがあったのですが、オデッセイは弱くも強くもなくてちょうど良かったです。アクションの他に探索要素もあり、飽きずにプレイすることが出来ましたよ!