ヒューマンフォールフラットは、2020年に発売された謎解きアドベンチャーゲームです。
グニャグニャの人間たちを操作しながら、さまざまな物理パズルを解いてゴールを目指していく謎解きゲームになります。
今回は購入を検討している方に向けて、ヒューマンフォールフラットの魅力をご紹介していきます!
ぐにゃぐにゃ人間たち
操作はシンプルなのですが、キャラクターの動きがぐにゃぐにゃとしていて、非常に操作がしにくくなっています。ゴムやコンニャクのようなプルプルのキャラクターたちは、時に予測不可能な動きを見せ、プレイヤーの笑いを誘います。
おふざけなしでプレイしていても、足がもつれたり、お尻が避けそうになったり、壁に貼り付いて動けなくなったり、じたばたしていたり、隙間に挟まっていたり、手から物が離れなくなっていたりと、笑いの場面が後を絶えませんでした。
友達や家族と一緒にわいわい遊ぶのがおすすめですが、複数人でプレイする場合、仲間を道連れにしようする人が1人はいるので、足の引っ張り合いにならないよう、注意が必要です。
ゲーム内のオブジェクトはリアルに作られているのですが、キャラクターは常にぶらぶらと動いており、かなり不安定。行けそうで行けない、届きそうで届かない、という絶妙なもどかしさが病みつきになるゲームですした。
腕を上げる角度と腕をカメラの角度が連動しているのも、なかなか慣れない操作です。どこかにつかまったり壁を登ったりする際に、腕の高さを調節する必要があるので、初めてすぐは難しいかもしれません。ステージを進めるにつれだんだん覚えていくので、恐れずにどんどんチャレンジしてみましょう。
謎解き要素満載
シンプルな謎解きゲームに見えますが、攻略法は様々。置いてあるオブジェクトをどう使うかは、あなた次第です。どこに何を置くか、どう使うかは自由で、正攻法でクリアするもよし、ショートカットを探すもよしです。2人プレイでは、1人プレイの時に比べて解き方の自由度が増すので、知っているステージも新鮮な気持ちで楽しむことが出来ますよ。
また、敵キャラクターや時間制限がないので、ゆっくりのんびり、自分だけの攻略法を見つけることが出来るのも、魅力の一つです。
筆者のお気に入りは、プレイ中に時々、壮大なBGMが流れること。何度も失敗して、繰り返して繰り返して、ようやく行けそうだという時に流れる、大袈裟なほどに感動の音楽が、最大まで気分を盛り上げてくれました。
また、謎解きは後半に進むにつれ、どんどん複雑なものになっていきます。マップも広々としたものになっていくので、プレイヤーは置いてあるものとステージの形状を見ながら、どこに何をどう使って乗り越えるかを常に考えていかなければいけません。一目みただけでは分かりにくいギミックも多く、適当にやっていたら出来てしまい、こういうことか!と後から気づくことも。後半は攻略動画にかなりお世話になりました。焦らずじっくり遊ぶためにも、時間のある時のプレイがおすすめです。
さらに、壁をよじ登ってショートカットができるルートを見つけるのも、楽しみ方の一つです。謎解きを放棄して、楽な抜け道を探して何とか突破しようと試行錯誤するのも楽しかったです。
ついついやりたくなる中毒性
独特の操作感やもどかしさは、他のゲームには無い中毒性があります。
詳しいチュートリアルや、大きなストーリーが用意されているわけではないため、区切りであるステージクリアまでついついやりたくなってしまい、気が付いたらかなりの時間が経っている、ということがよくありました。
謎解きも色々な攻略法があるため、クリア後のステージも新鮮な気持ちで楽しむことが出来るのも、魅力の一つです。
ギミックは難しいものも多いですが、ある程度進むと自動でセーブされるので、詰む心配もありません。攻略法については動画やサイトなどで紹介されているので、もしどうしても進めない場合はそちらを参考にしてくださいね。
キャラクターのスキンはかなり多く用意されており、自分の好きなようにカスタムすることが出来るのも楽しみの1つです。自分だけの人間を作りましょう。
ステージはアップデートで増え続けており、今後も新ステージを実装する予定です。ステージごとにコンセプトがあり、ギミックもそれぞれ違うので、ソフト一本でたっぷり遊ぶことが出来ますよ!
さらに今作は、シングルプレイや、画面を分割した2人協力プレイ、さらには最大8人でローカル通信・インターネット通信プレイを楽しむことができますので、ぜひ自分に合うプレイスタイルで楽しんでくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はヒューマンフォールフラットの魅力についてご紹介しました。
クセのある操作感、ボリュームたっぷりの謎解き、協力しながら進んでいくワクワク感、値段以上の面白さの詰まったゲームでした。
気になった方はぜひ、遊んでみてくださいね!