あおくまのゲーム日記

ゲーム紹介とプレイ日記

FF10リマスター

FF10は2001年にPlayStation 2用ソフトとして発売されたゲームソフトです。

 

リマスター版は2015年にPlayStation 4版、2016年にsteamにてPC版、2019年にNintendo Switch版とXbox One版が発売されており、現在では幅広いプラットフォームでプレイが可能となっています。

 

ファイナルファンタジーシリーズとしては珍しく、東洋風のモチーフをデザインを多く取り入れている作品です。

 

筆者は switch版の、FINAL FANTASY X/X-2 HD Remasterをプレイしました。


今回はFF10の魅力についてご紹介していきます。

 

独特の世界観

 

物語は、主人公ティーダな機械文明が発達した街ザナルカンドから1000年後の世界スピラに飛ばされてしまうところから始まります。

 

スピラでは機械文明があまり発展しておらず、基本的に人々の生活は質素です。アジアン風の雰囲気がありますが、ファンタジー的な魔法文明や、亜人や人間とは異なる知的種族、人間を脅かす魔物の存在、独自の宗教とも言える“エボンの教え”、独自のスポーツであるブリッツボールなどの存在によって、現実のどの時代とも全く異なる独特な世界観が築かれています。

 

スピラには『シン』と呼ばれる脅威が存在し、人々は常に死の恐怖に脅えています。そんな人々の心の支えとなっているのが、エボン教が掲げるエボンの教えであり、『シン』を倒すことを使命とする召喚士です。

 

スピラの人間の大半はエボンの教えを信じ、教えに従って生活しながら召喚士の旅を支え、いつか『シン』が完全に消滅することを希望に生き続けています。

 

FFといえば、機械文明やファンタジー要素、というイメージがありますが、それらのいいところが全て詰まっていて、独特の世界観を作り出しているのが、FF10の特徴です。現実のどの国でも、どのFFにもない、スピラならではの独特の世界観を味わうことが出来ます。

 

個人的には、死者を導くユウナの異界送りがすごく印象に残っています。宗教や召喚士という、慣れない文化があるのも新鮮でした。

 

スイッチ版の特徴

 

現在、リマスター版はPS3PS4、PCスイッチで遊ぶことが出来ます。

 

PC版からスイッチ版になる際に取り除かれたものとしては、速度選択、敵エンカウントなし、味方全回復、オート戦闘、アイテムMAX、アビリティMAX、お金MAXなどのいわゆるチート機能。


スイッチ版ではクイック回復とチュートリアルスキップのみ残されています。

 

RPGとしての難易度は高めで、途中で詰んでしまうこともしばしば。かなり苦戦したゲームでした。

 

初心者の方は、以下のポイントを抑えておきましょう。

 

スフィア盤でキャラ育成をする


FF10には、レベルの概念がありません。キャラクターのステータス上昇は、全てスフィア盤で行うことになります。スフィア盤とは、スゴロクのようなボードで各キャラを移動させていき、スフィアを発動させて能力を上げたり技を覚えるという独特な成長システムです。

 

どう育てていくかはあなた次第。キャラクターの特性を理解し、それぞれに合った育成をしていきましょう。攻撃、回復、補助など、バランス良く育てていくことが大事です。

 

装備による効果を利用する


FF10の装備には、攻撃力や防御力といった概念が存在しません。そのかわり、装備品にはそれぞれアビリティが付属します。どのような特性を持っているかを把握しておきましょう。また、FF10は序盤から重要アイテムが多く落ちているので、取りこぼしがないように注意しましょう。

 

全てのキャラを育成しよう


ストーリーでは各キャラクターに見せ場が設けられているため、かたよったキャラクターばかり育てていると、ストーリーで苦戦してしまいます。パーティメンバーは定期的に入れ替えをして、全てのキャラクターをバランスよく育てて行きましょう。 

 

一本道のストーリー

 

FF10ファイナルファンタジーシリーズでも、かなり人気の作品。ゲーム史に残るレベルでシナリオが良い作品として、未だにファンから愛されています。

 

「恋愛」と「父と子」という2つの大きなテーマを扱った作品となっており、物語は進めるにつれ、シリアスで重たい展開になっていきます。思春期の人には特に刺さるテーマですね。

 

ストーリー自体に寄り道はなく、一本道なのですが、だからこそ続きが見たい!という気持ちが掻き立てられます。本当に、辞めどきが分からないゲームでした。

 

ストーリーは主人公ティーダの一人称視点で進むため、プレイヤーも最後はティーダと一緒に秘密を抱えることになります。プレイヤー側に非常に切ない想いを抱かせるシナリオとなっています。

 

主人公たちと旅をしてきたプレイヤーなら感情移入せずにはいられません。最後には感動的なクライマックスが待っているので、ぜひ実際に遊んで欲しいと思います。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。
独特の世界観と、愛というテーマ、一本道のシナリオで多くの人を虜にしたFF10。今遊んでも楽しめる作品でした。

気になった方はぜひプレイしてみてくださいね。